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正解は エ

解説

ブロックチェーンは、取引などのデータを「ブロック」という単位にまとめ、各ブロックに直前のブロックのハッシュ値を含めて鎖(チェーン)のように連結していく分散型台帳技術です。各ブロックが前のブロックのハッシュ値をもつため、過去のあるブロックのデータを改ざんすると、そのブロック以降の全てのハッシュ値が変わってしまい、改ざんがすぐに検出できます。この「ハッシュ関数による連結」が、ブロックチェーンの改ざん耐性(データの完全性)を支える必須の技術です。選択肢dの「ハッシュ関数を必須の技術として、参加者がデータの改ざんを検出するために利用する」が、ブロックチェーンの説明として正しく、正解です。他の選択肢を確認すると、RADIUSは認証・認可・アカウンティングを集中管理するプロトコル、SPFは送信ドメイン認証、楕円曲線暗号は公開鍵暗号方式の一つであり、ブロックチェーンで使われる技術と関連するものもありますが、「改ざん検出のために必須」という観点で本質を成すのはハッシュ関数です。ブロックチェーンといえばハッシュ関数による連結で改ざんを検出する、という点を押さえましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「RADIUSを必須の技術として、参加者の利用者認証を一元管理する」は誤りです。RADIUSは認証・認可・アカウンティングを集中管理するプロトコルですが、ブロックチェーンは中央集権的な認証サーバではなく分散型台帳であり、RADIUSを必須とするものではありません。認証・認可・アカウンティングを集中管理するRADIUSに関する説明であり、分散型台帳でありハッシュ関数で改ざんを検出するブロックチェーンの必須技術とは関係がありません。
選択肢 イ
「SPFを必須の技術として、参加者間で電子メールの送信元の正当性を確認する」は誤りです。SPFは電子メールの送信ドメイン認証技術であり、ブロックチェーン(分散型台帳)の必須技術ではありません。電子メールとは関係がありません。電子メールの送信ドメイン認証技術であるSPFに関する説明であり、分散型台帳であるブロックチェーンの必須技術ではなく、電子メールとも関係がないため誤りです。
選択肢 ウ
「楕円曲線暗号を必須の技術として、参加者間のP2Pネットワークを暗号化する」は誤りです。ブロックチェーンでは署名に公開鍵暗号(楕円曲線暗号など)が使われることはありますが、本問が問う改ざん検出の必須技術はハッシュ関数です。P2Pネットワークの暗号化が必須というのも適切ではありません。署名に公開鍵暗号(楕円曲線暗号など)が使われることはありますが、本問が問う改ざん検出の必須技術はハッシュ関数であり、P2Pネットワークの暗号化が必須というのも適切ではありません。

解くときのポイント

ブロックチェーン=各ブロックに前ブロックのハッシュ値を含めて連結し、ハッシュ関数によって改ざんを検出する分散型台帳。改ざん検出の必須技術=ハッシュ関数。RADIUS(認証)・SPF(メール)とは無関係。