正解は エ
スパニングツリープロトコル(STP、Spanning Tree Protocol)は、複数台のレイヤ2スイッチで構成されるネットワークが、冗長性のために複数の経路(ループになり得る経路)をもつ場合に、イーサネットフレームが無限に回り続けるループ(ブロードキャストストームなど)の発生を防ぐためのプロトコルです。STPは、スイッチ同士でBPDUという制御フレームを交換し、論理的にループのない木構造(スパニングツリー)を構成して、ループを生む冗長な経路のポートを一時的にブロッキング状態にして使わないようにします。障害で経路が切れた場合には、ブロックしていた経路を有効化して通信を維持します。STPはOSI参照モデルのデータリンク層(TCP/IPモデルではネットワークインタフェース層)で動作します。選択肢dのスパニングツリープロトコルが正解です。他の選択肢を確認すると、IGMPはマルチキャストグループ管理のプロトコル、RIPは経路制御(ルーティング)プロトコル、SIPはIP電話などの呼制御プロトコルであり、いずれもイーサネットフレームのループを防ぐSTPとは役割や動作する層が異なります。L2スイッチのループ防止といえばSTP、と押さえましょう。
スパニングツリープロトコル(STP)=L2スイッチの冗長経路でイーサネットフレームのループを防ぐ(ループのない木構造を作り冗長ポートをブロック)。混同注意:IGMP(マルチキャスト管理)、RIP(経路制御)、SIP(呼制御)。