この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

状態遷移図は、装置やシステムが取り得る状態と、ある状態から別の状態へ移る遷移(きっかけとなる条件・イベントと、その際の動作)を表した図です。本問は、与えられた仕様を満たすように、未完成の状態遷移図に追加すべき遷移を選ぶものです。仕様を確認すると、状態は「レディ」「低速運転」「高速運転」「一時停止」の4つで、各状態間の遷移が定められています。図には多くの遷移が描かれていますが、仕様の最後にある「レディ以外の状態でStopボタンが押された場合、運転停止してレディに遷移する」に着目します。図を見ると、低速運転と一時停止からはStopボタンでレディに遷移する矢印がありますが、「高速運転」からStopボタンでレディに遷移する矢印が欠けています。したがって、追加すべき遷移は「高速運転(遷移元)/Stop・運転停止(条件・動作)/レディ(遷移先)」となり、選択肢dが正解です。他の選択肢は、仕様にない遷移(一時停止からStartで高速運転や低速運転へ)や、仕様と異なる動作(高速運転からStopで一時停止へ、運転休止という動作)であり、いずれも仕様を満たしません。状態遷移図の問題は、仕様の各条文と図の矢印を一つずつ突き合わせて、欠けている遷移を特定するのが確実な解き方です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「一時停止/Start・運転再開/高速運転」は誤りです。仕様では、一時停止中にUpボタンが押された場合に運転再開して低速運転へ遷移すると定められており、Startボタンで高速運転へ遷移するという遷移は仕様に存在しません。仕様では一時停止中にUpボタンが押された場合に運転再開して低速運転へ遷移するとされており、Startボタンで高速運転へ遷移するという遷移は仕様に存在しません。
選択肢 イ
「一時停止/Start・運転再開/低速運転」は誤りです。仕様では一時停止からの遷移は「Upボタンで運転再開して低速運転へ」であり、きっかけはStartボタンではなくUpボタンです。条件部が仕様と異なるため、追加すべき遷移として適切ではありません。仕様では一時停止からの遷移はUpボタンによる運転再開で低速運転へであり、きっかけがStartボタンとなっているこの選択肢は条件部が仕様と異なるため適切ではありません。
選択肢 ウ
「高速運転/Stop・運転休止/一時停止」は誤りです。仕様では、レディ以外の状態でStopボタンが押されると「運転停止してレディに遷移する」と定められており、動作は運転休止ではなく運転停止、遷移先は一時停止ではなくレディです。動作部と遷移先が仕様と異なります。仕様ではレディ以外でStopが押されると運転停止してレディへ遷移するとされており、動作が運転休止、遷移先が一時停止となっているこの選択肢は仕様と異なります。

解くときのポイント

状態遷移図の補完問題は、仕様の各条文と図の矢印を一つずつ突き合わせ、欠けている遷移を特定する。本問では『高速運転でStop→運転停止→レディ』の矢印が欠けている。条件部・動作部・遷移先が仕様と一致するか確認する。