この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

ROC曲線(Receiver Operating Characteristic曲線)は2クラス分類モデルの評価に使い、横軸に偽陽性率(FPR)・縦軸に真陽性率(TPR)をとります。偽陽性率(False Positive Rate)は「実際に陰性(間違い)であるデータのうち、誤って陽性(正しい)と予測してしまった割合」です(選択肢b)。FPR=FP/(FP+TN)=「実際に間違いのデータのうち正しいと誤判定した比率」。この問題の文脈では「正しい」が陽性クラス、「間違い」が陰性クラスです。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「間違いと予測したデータのうち実際は正しいデータの割合」は偽発見率(FDR)に近い説明、または予測が陰性のうち実際は陽性だった割合(偽陰性率の逆の概念)です。偽陽性率とは分母が異なります。
選択肢 ウ
「実際に間違いであるデータに対し正しく間違いと予測した割合」は真陰性率(TNR=特異度)の説明です。偽陽性率=1-真陰性率の関係があります。
選択肢 エ
「全データのうち実際に正しく予測できなかったデータの割合」は誤り率(Error Rate)の説明です。偽陽性率は全データではなく「実際に陰性のデータ」を分母にします。

解くときのポイント

ROC曲線の2軸:横=偽陽性率FPR=FP/(FP+TN)「実陰性のうち誤って陽性と判定した割合」、縦=真陽性率TPR=TP/(TP+FN)「実陽性のうち正しく陽性と判定した割合」。分母が「実陰性全体」か「実陽性全体」かで区別する。