この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

ボットネットの C&C(Command and Control)サーバの役割を問う問題です。C&C サーバは攻撃者が感染した多数のボット(マルウェアに感染したコンピュータ)を一元的に遠隔制御するためのサーバです。攻撃者は C&C サーバ経由でボットに「DDoS 攻撃を実行せよ」「スパムメールを送れ」「情報を収集して送れ」などの指令を送ります。選択肢 a の「遠隔操作が可能なマルウェアに、情報収集及び攻撃活動を指示する」が C&C サーバの役割の正確な説明です。近年は IRC や HTTP/HTTPS、P2P など多様なプロトコルで C&C 通信が行われます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「踏み台サーバからの通信を制御して遮断する」はファイアウォールや IPS などのセキュリティ機器の役割です。C&C サーバは遮断ではなく「指示・命令」を行う側です。
選択肢 ウ
「偽のデジタル証明書の発行を命令する」はフィッシング攻撃に関連する説明であり、C&C サーバの一般的な役割ではありません。C&C サーバは証明書発行機関(CA)ではありません。
選択肢 エ
「不正な Web コンテンツを一元管理する」は Web 改ざん攻撃における攻撃コンテンツ配信サーバの説明に近いです。C&C サーバはコンテンツ管理ではなくボットへの指揮命令が本来の機能です。

解くときのポイント

C&C サーバ=「ボットネットの司令塔」。攻撃者 → C&C サーバ → 多数のボット(感染PC)という指揮命令系統を把握する。ボットネットはDDoS・スパム送信・情報窃取などに悪用される。C2(Command & Control)とも略される。