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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

アムダールの法則は「プログラムの一部しか並列化できない場合、全体の速度向上には上限がある」という法則。速度向上比S = 1 / ((1-p) + p/n) で表される(p:並列化可能な割合、n:プロセッサ数)。並列化できない部分(1-p)が存在する場合、nを無限大にしても速度向上比は1/(1-p)という有限の値に漸近的に近づく。したがって「並列化できない計算処理がある場合、速度向上比は、プロセッサ数を増やしてもある水準に漸近的に近づく」(選択肢c)が正解。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
全ての処理が並列化できる場合(p=1)、速度向上比=n/1=nとなり、プロセッサ数に比例して増加する。「ある水準に漸近」するのではなく、比例して向上する。
選択肢 イ
並列化できない部分がある場合、速度向上比はプロセッサ数に比例せず、上限(1/(1-p))に漸近する。比例して増加するという記述は誤り。
選択肢 エ
並列化できる割合が増えると速度向上比の上限(1/(1-p))が大きくなる。プロセッサ数と反比例するという記述は誤り。

解くときのポイント

アムダールの法則の核心:「直列部分がボトルネックになり、速度向上に上限がある」。上限値は1/(1-p)。グスタフソンの法則(問題サイズを増やせば線形に向上)と対比して理解すると深まる。