この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

サーバコンソリデーション(サーバ統合)は、複数台のサーバに分散していた処理やシステムを、仮想化技術などを用いて、より少ない台数のサーバに集約・統合することです。1台の物理サーバ上で複数の仮想サーバを稼働させることで、サーバ機器の台数を減らし、設置スペース・消費電力・保守管理の手間やコストを削減します。選択肢bは「仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削減する」とあり、サーバコンソリデーションの目的と手段を的確に述べているため正解です。多数の低稼働率サーバを統合することで、資源の利用効率を高められる点もメリットです。なお、ストレージを特定サーバから利用できるようにすること(ストレージ統合に近い話)、サーバの一部を管理専用にすること、故障時にサーバ数を減らして運転を継続すること(縮退運転)は、いずれもサーバの集約による台数削減とコスト削減という、サーバコンソリデーションの本質とは異なります。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「各サーバに存在する複数の磁気ディスクを、特定のサーバから利用できるようにして、資源の有効活用を図る」は、ストレージの集約・共有(ストレージ統合)に近い説明です。ディスク資源の有効活用が主眼であり、サーバ機器の台数を減らして管理コストを削減するサーバコンソリデーションとは対象が異なります。ディスク資源の有効活用が主眼のストレージ統合に近い説明であり、サーバ機器そのものの台数を減らして管理コストを削減するサーバコンソリデーションとは対象が異なります。
選択肢 ウ
「サーバのうちいずれかを管理専用に変更することによって、システム全体のセキュリティを強化する」は、管理サーバの設置によるセキュリティ強化の話です。サーバの役割変更に関する説明であり、複数サーバを少数に集約してコストを削減するサーバコンソリデーションとは目的が異なります。管理専用サーバの設置によるセキュリティ強化の話であり、複数のサーバを少数に集約してコストを削減するというサーバコンソリデーションの本質とは目的が異なります。
選択肢 エ
「サーバの故障時に正常なサーバだけで瞬時にシステムを再構成し、サーバ数を減らしてでも運転を継続する」は、故障時の縮退運転(フェールソフト)の説明です。可用性を維持するための仕組みであり、平常時から台数を集約してコストを削減するサーバコンソリデーションとは異なります。故障時に機能を保ちつつ運転を継続する縮退運転(フェールソフト)の説明であり、平常時から台数を集約してコストを削減するサーバコンソリデーションとは異なります。

解くときのポイント

サーバコンソリデーション=仮想化などで複数サーバを少数に集約し、台数・電力・保守コストを削減。混同注意:縮退運転(故障時に機能を保ちつつ継続)、ストレージ統合(ディスク資源の共有)。『台数削減・コスト削減』が核心。