正解は ウ
問われている仕組みは、TCP・UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの対応関係を管理することで、プライベートIPアドレスを使う複数の端末が1つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスできるようにするものです。これはNAPT(Network Address Port Translation、IPマスカレード)です。NAPTは、内部の各端末の「プライベートIPアドレス+ポート番号」を、共有する「グローバルIPアドレス+変換用ポート番号」に変換し、その対応を変換テーブルで管理します。ポート番号まで使って区別するため、1つのグローバルIPアドレスを多数の端末で同時に共有できます。選択肢cのNAPTが正解です。なお、IPスプーフィングは送信元IPアドレスを偽装する攻撃手法、IPマルチキャストは特定グループへの同報通信、NTPはネットワーク経由で時刻を同期するプロトコルであり、いずれもアドレス共有の仕組みではありません。NAT(IPアドレスのみ変換)とNAPT(ポート番号も使って複数端末で共有)の違いも押さえておきましょう。
ポート番号を使ってプライベートIPの複数端末が1つのグローバルIPを共有=NAPT(IPマスカレード)。NAT(IPアドレスのみ変換、1対1)との違いに注意。IPスプーフィング(偽装)・マルチキャスト(同報)・NTP(時刻同期)と区別。