正解は ウ
虹彩認証は、眼球の角膜と水晶体の間にある虹彩(瞳孔の周りの模様)のパターンを用いる生体認証方式です。虹彩の模様は個人ごとに固有で、生後の早い段階で安定して生涯ほとんど変化せず、双子でも異なるなど、個人を識別する情報量が非常に多いという特徴があります。そのため他人を誤って受け入れてしまう確率(他人受入率、FAR)が極めて低く、高い認証精度が得られます。選択肢cは「他人受入率を顔認証と比べて低くすることが可能である」とあり、虹彩認証が顔認証よりも他人受入率を低く(精度を高く)できるという特性を正しく述べているため正解です。顔認証は照明や経年変化、化粧などの影響を受けやすいのに対し、虹彩は安定性が高く識別精度に優れます。生体認証では、他人受入率(FAR)と本人拒否率(FRR)はトレードオフの関係にあり、用途に応じて閾値を調整することも理解しておきましょう。本人拒否率(FRR)を下げようと閾値を緩めると他人受入率(FAR)が上がるトレードオフがあり、用途の重要度に応じて閾値を調整する設計上の判断が求められます。
虹彩認証=虹彩の模様で識別、生涯ほぼ不変で情報量が多く、他人受入率(FAR)が非常に低い高精度な生体認証。顔認証より精度が高い。生体認証はFAR(他人受入率)とFRR(本人拒否率)のトレードオフを理解する。