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正解は ウ

解説

CRL(Certificate Revocation List:証明書失効リスト)は、PKI(公開鍵基盤)において、有効期間内に失効した(無効化された)デジタル証明書のシリアル番号一覧を掲載したリストです。証明書が失効する理由には①秘密鍵の漏洩・盗難②証明書保有者の組織離脱・資格喪失③鍵の危殆化などがあります。証明書の検証時にCRLを参照して、対象の証明書が失効していないかを確認します。「有効期間内に失効」がCRL掲載の条件です。有効期限切れの証明書はCRLには載らず、単に期限切れとして扱われます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「有効期間が満了している」証明書はCRLに掲載されません。有効期限切れの証明書は、そもそも期限外として自動的に無効扱いになるため、CRLへの掲載は不要です。CRLは有効期限内であるにもかかわらず何らかの理由で失効させる必要がある証明書を管理するものです。
選択肢 イ
「有効期間が無期限である」証明書はCRLに掲載される理由にはなりません。証明書の種類や失効理由(秘密鍵漏洩など)がCRL掲載の条件であり、有効期間の長さ自体は掲載条件ではありません。
選択肢 エ
「有効期間を延長している」証明書はCRLの掲載対象ではありません。有効期間の延長はCRLとは別の証明書更新・再発行の手続きで対応します。

解くときのポイント

CRL掲載条件=「有効期間内なのに失効した証明書」。失効理由:秘密鍵漏洩、組織離脱など。期限切れ(満了)の証明書はCRLに載らない(自動的に無効)。CRLとOCSP(リアルタイム失効確認)はPKIの重要な仕組み。