この試験の対策ガイド

基本情報技術者試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

カーボンフットプリント(Carbon Footprint:炭素足跡)は、ある製品・サービスのライフサイクル全体(原材料の調達→製造→輸送→使用→廃棄・リサイクル)を通じて排出される温室効果ガス(CO₂・メタン・N₂Oなど)の総量をCO₂換算量(CO₂eq)で表し、製品やサービスに表示する取り組みです。消費者が購買時に環境負荷を判断できるようにする情報開示手法で、ISO/TS 14067が国際規格として定められています。カーボンニュートラル・排気規制・トレーサビリティとの区別が重要です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「温室効果ガスの排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする取組」はカーボンニュートラル(Carbon Neutral)の説明です。2050年カーボンニュートラル目標が各国で掲げられています。カーボンフットプリントは数値の「表示」であり、ゼロにする「取組」とは異なります。
選択肢 ウ
「自動車エンジンから排出される一酸化炭素・窒素酸化物・炭化水素の排出量の定め」は自動車の排気ガス規制の説明です。特定の排気物質に関する規制値であり、製品ライフサイクル全体のCO₂換算排出量を表示するカーボンフットプリントとは全く別です。
選択肢 エ
「商品がどのような場所で作られて流通し販売されているかを把握するための仕組み」はトレーサビリティ(Traceability:追跡可能性)の説明です。食品の産地偽装防止や製品の追跡に使われる概念であり、温室効果ガス排出量の表示とは異なります。

解くときのポイント

カーボンフットプリント=「ライフサイクル全体のCO₂換算排出量を製品に表示」。カーボンニュートラル(排出ゼロにする取組)、排気規制(特定排気物質の基準値)、トレーサビリティ(産地・流通経路の追跡)との違いを明確に。