正解は エ
メモリインタリーブは、コンピュータの主記憶(メインメモリ)へのアクセス速度を向上させるための重要な技術です。これは、主記憶を複数の独立したバンク(グループ)に分割し、それらに同時並行でアクセスすることで、全体的なメモリアクセスの効率を高める方式です。身近な例えで説明すると、スーパーのレジを1列から複数列に増やすようなものです。1列だけだと順番待ちで時間がかかりますが、複数列になれば同時に処理できるため、全体の待ち時間が短縮されます。メモリインタリーブでは、連続するメモリアドレスを異なるバンクに分散配置することで、連続したメモリアクセスを並列化できます。これにより、CPUがメモリにアクセスする際の待ち時間(メモリアクセスレイテンシ)を実質的に削減し、システム全体の性能向上を実現します。この技術は、現代のコンピュータシステムにおいて、メモリのボトルネックを解消する基本的かつ重要な手法として広く採用されています。
メモリインタリーブを理解する際は、「並列処理」がキーワードです。スーパーのレジや銀行の窓口のように、同じ機能を持つユニットを複数用意して並列処理することで全体の処理速度を向上させる、というイメージを持つと理解しやすいでしょう。また、他のメモリ関連技術(DMA、キャッシュメモリ)との違いを明確に理解することが重要です。メモリインタリーブは「並列アクセス」、DMAは「CPU非介入のデータ転送」、キャッシュは「頻出データの一時保持」と、それぞれの特徴を区別して覚えましょう。