この試験の対策ガイド

基本情報技術者試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

インターネットを活用した資金調達・業務の仕組みに関する問題です。クラウドファンディングは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、Web サイトに公表されたプロジェクトの事業計画に賛同した不特定多数の個人から、小口の資金を調達する仕組みです。アが正解です。出資者はリターンとして、開発される製品やサービス、権利などを受け取る「購入型」のほか、「寄付型」「投資型(金融型)」などの形態があります。新製品開発や創作活動など、従来の金融機関からの融資では資金を集めにくい分野でも、共感を得られれば広く資金を募れることが特徴です。名前の似た仕組みにクラウドソーシング(crowdsourcing)があり、こちらは「資金」ではなく「業務」を不特定多数に委託する仕組みです。ファンディング=資金調達、ソーシング=業務委託、という語尾の違いで区別しましょう。アフィリエイトやアカウントアグリゲーションなど、インターネットビジネスの用語はそれぞれ「何を仲介するか」で整理すると確実です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
Web サイトの閲覧者が掲載広告からリンク先の EC サイトで商品を購入した場合に、広告主から Web サイト運営者に成果報酬が支払われる仕組みはアフィリエイト(成果報酬型広告)の説明です。広告の成果に応じた報酬の仕組みであり、不特定多数の個人からプロジェクトの資金を調達するクラウドファンディングとはビジネスモデルが異なります。
選択肢 ウ
企業などが委託したい業務内容を Web サイトで不特定多数の人に告知して募集し、適任と判断した人々に業務を発注する仕組みはクラウドソーシングの説明です。「不特定多数」という点はクラウドファンディングと共通しますが、集めるものが「資金」ではなく「働き手・業務の担い手」である点が決定的に異なります。語尾(ファンディング/ソーシング)に注目しましょう。
選択肢 エ
複数のアカウント情報をあらかじめ登録しておくことで、一度の認証で複数の金融機関の口座取引情報を一括表示する個人向け Web サービスはアカウントアグリゲーションの説明です。家計簿アプリなどで使われる口座情報の集約サービスであり、資金調達の仕組みではありません。「アグリゲーション=集約」という意味からも資金調達とは無関係と判断できます。

解くときのポイント

「不特定多数から小口資金を調達」=クラウドファンディング。クラウドソーシング=業務の委託、アフィリエイト=成果報酬広告、アカウントアグリゲーション=口座情報の集約、と「何を仲介するか」で判別。