この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は ア

解説

JPCERT/CCのCSIRTガイドでは,CSIRTを活動とサービス対象によって6類型に分類しています。コーディネーションセンター(Coordination Center)は,複数のCSIRTやインシデント対応組織の間に立ち,情報連携や調整を担う組織で,サービス対象は『他のCSIRT』です。したがって正解はa「インシデント対応の中で,CSIRT間の情報連携,調整を行う/他のCSIRT」です。JPCERT/CC自身がこのコーディネーションセンターの代表例で,国内の各組織のCSIRT間をつなぐ役割を果たします。他の選択肢は,分析センター(傾向分析・注意喚起),ベンダーチーム(自社製品の脆弱性対応),セキュリティベンダのMSS(顧客向け有償サービス)など,別類型の説明になっています。活動内容と『サービス対象』の対応で見分けます。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 イ
「傾向分析やマルウェア解析を行い注意喚起する/関係組織,国又は地域」は分析センターの説明です。インシデント情報を収集・分析して広く注意喚起する役割で,調整役のコーディネーションセンターとは異なります。
選択肢 ウ
「自社製品の脆弱性に対応しパッチ作成・注意喚起する/自社製品の利用者」はベンダーチーム(製品ベンダのCSIRT)の説明です。サービス対象が自社製品の利用者である点が特徴です。
選択肢 エ
「組織内CSIRTの機能を有償で請け負う/顧客」はセキュリティベンダによるMSS(マネージドセキュリティサービス)の説明で,サービス対象が顧客になっています。

解くときのポイント

コーディネーションセンター=CSIRT間の『調整役』,サービス対象は『他のCSIRT』。JPCERT/CCが代表例。活動とサービス対象の対応で類型を判別。