この試験の対策ガイド

情報セキュリティマネジメント試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)は,ネットワークやサーバへの不正な通信や攻撃をリアルタイムで検知し,その通信を遮断(ブロック)して被害を防ぐ装置です。したがって正解はb『サーバやネットワークへの侵入を防ぐために,不正な通信を検知して遮断する装置』です。よく似たIDS(侵入検知システム)が検知と通知にとどまるのに対し,IPSは検知に加えて自動的に通信を遮断できる点が特徴です。選択肢aはSSLアクセラレータ(暗号処理専用ハードウェア),cはペネトレーションテストツール(疑似攻撃で脆弱性を確認),dは生体認証による入退室管理システムの説明で,いずれもIPSとは異なります。『侵入を防ぐ・遮断する』という能動的な防御がIPSの本質です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
暗号化・復号の処理を高速に行う専用ハードウェアはSSLアクセラレータの説明です。サーバの暗号処理負荷を軽減する装置であり,不正通信を遮断するIPSとは異なります。
選択肢 ウ
疑似的に攻撃を行い侵入を試みて脆弱性を確認するのはペネトレーションテスト(ツール)の説明です。攻撃を検知・遮断するIPSとは目的が逆です。
選択肢 エ
指紋・虹彩などの生体情報で本人認証を行うのは生体認証による入退室管理システムです。ネットワーク上の不正通信を遮断するIPSとは対象が異なります。

解くときのポイント

IPS=不正通信を検知して『遮断』する能動防御。検知・通知どまりのIDSとの違いが頻出。SSLアクセラレータや疑似攻撃ツールと混同しない。