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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は エ

解説

スパニングツリープロトコル(STP:Spanning Tree Protocol、IEEE 802.1D)は、複数のブリッジ(L2スイッチ)が接続されたネットワークでループが発生しないよう制御するプロトコルです。仕組み:①複数のブリッジ間でBPDU(Bridge Protocol Data Unit)というフレームを送受信して情報を交換する②ルートブリッジを選出し、ループになるポートをブロッキング状態にする③リンク障害が発生した場合、ブロッキングポートをフォワーディングに切り替えて迂回ルートを確立する。これによりイーサネットでは禁止されているループ(フレームが永遠に循環するブロードキャストストーム)を防げます。選択肢dが正確な説明です。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「MACアドレスを見てフレームを廃棄or中継する」はブリッジ・スイッチの基本的なL2フォワーディング機能(フィルタリング)の説明です。STPは「どのポートを使うか」を決めるプロトコルであり、フォワーディング自体の説明ではありません。
選択肢 イ
「一定時間通信がないMACアドレスをMACアドレステーブルから消去する」はMACアドレステーブルのエージング(老化)機能の説明です。これはSTPとは別のスイッチの標準機能です。
選択肢 ウ
「アプリケーションやアドレスごとに経路を振り分けて負荷分散する」はロードバランシング(L4〜L7)の説明です。STPはループ防止・冗長性確保が目的であり、負荷分散機能はありません。

解くときのポイント

STP=「BPDU交換でループ検出・防止、障害時に迂回ルート確立」。キーワード:BPDU、ルートブリッジ選出、ポートのブロッキング/フォワーディング。MACアドレステーブル管理(エージング)やロードバランシングとは別機能。