この試験の対策ガイド

情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は イ

解説

本問は、DBサーバをDMZから内部ネットワークへ移動するネットワーク構成変更に伴い、ステートフルパケットインスペクション型ファイアウォール(FW)のフィルタリングルールに必要となる変更を選ぶ問題です。変更前は、WebAPサーバとDBサーバがともにDMZにあり、運用管理PCは内部ネットワークにありました。条件(3)より、SSHでサーバに接続できるのは運用管理PCだけなので、変更前は「運用管理PC(内部)→DBサーバ(DMZ)のSSH通信」がFWを通過する必要があり、その許可ルールが設定されていたはずです。変更後、DBサーバは運用管理PCと同じ内部ネットワークへ移動します。すると、運用管理PCからDBサーバへのSSH通信はFWをまたがなくなる(同一セグメント内の通信になる)ため、変更前に設定していた「運用管理PC→変更前のDBサーバ SSH 許可」というFWルールは不要になり、削除すべきです。選択肢bの「削除/運用管理PC/変更前のDBサーバ/SSH/許可」が、必要となる変更の一つとして正しく、正解です。他の選択肢は、まだ必要なルールの削除(ア:インターネット→WebAPのHTTPは公開のため必要)、不要・不適切なルールの追加(ウ:SSHはWebAPからではなく運用管理PCから、エ:インターネット→WebAPのODBCは不要)であり、いずれも適切ではありません。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「削除/インターネット/WebAPサーバ/HTTP/許可」は誤りです。条件(1)よりWebAPサーバはインターネットに公開するので、インターネットからWebAPサーバへのHTTP通信を許可するルールは引き続き必要であり、削除してはいけません。条件(1)よりWebAPサーバはインターネットに公開するので、インターネットからWebAPサーバへのHTTP通信を許可するルールは引き続き必要であり、削除してはいけません。
選択肢 ウ
「追加/WebAPサーバ/変更後のDBサーバ/SSH/許可」は誤りです。条件(3)よりSSHでサーバに接続できるのは運用管理PCだけであり、WebAPサーバからDBサーバへのSSHは許可すべきではありません。また、WebAPとDBの通信に必要なのはODBC(条件(2))であってSSHでもありません。
選択肢 エ
「追加/インターネット/WebAPサーバ/ODBC/許可」は誤りです。ODBCはWebAPサーバとDBサーバの間でDB接続に使う通信であり(条件(2))、インターネットからWebAPサーバへODBCを許可する必要はありません。インターネットからWebAPへ公開するのはHTTPです。ODBCはWebAPサーバとDBサーバの間でDB接続に使う通信であり、インターネットからWebAPサーバへODBCを許可する必要はなく、公開するのはHTTPなので不適切です。

解くときのポイント

FWルール変更は『どの通信がFWをまたぐか』で考える。DBが内部へ移動→運用管理PC(内部)→DB(内部)のSSHはFWを通らなくなる→既存の許可ルールが不要に=削除。条件(誰が・何で通信するか)と照合する。