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情報処理安全確保支援士試験 対策ガイド

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正解は ウ

解説

PKI(公開鍵基盤)には、役割の異なる複数の機関(権限)が存在します。VA(Validation Authority、検証局)は、ディジタル証明書が失効していないか(有効かどうか)の問い合わせに応答する役割を担う機関です。CRL(証明書失効リスト)やOCSP(オンライン証明書状態プロトコル)を用いて、証明書の失効状態を検証者に提供します。これにより、CA(認証局)が担っていた失効確認の機能を専門に切り出し、証明書の有効性確認を効率的に行えるようにします。選択肢cの「ディジタル証明書の失効状態についての問合せに応答する」が、VAの役割として正しく、正解です。他のPKIの機関と区別すると、CA(認証局)はディジタル証明書にディジタル署名を付与して発行する機関(選択肢b)、RA(Registration Authority、登録局)は利用者の本人確認を行い証明書の発行をCAに指示する機関(選択肢d)、AA(Attribute Authority、属性認証局)は属性証明書を発行する機関(選択肢a)です。各機関の役割(発行・登録・属性・検証)を区別して、VAが「失効状態の検証・応答」を担うことを押さえましょう。

なぜ他の選択肢は違うのか

選択肢 ア
「属性証明書の発行を代行する」のは、AA(Attribute Authority、属性認証局)の役割です。属性証明書は利用者の所属や権限などの属性を証明するもので、証明書の失効状態の問い合わせに応答するVAとは役割が異なります。属性証明書を発行するのはAA(属性認証局)の役割であり、利用者の所属や権限を証明するものです。証明書の失効状態の問い合わせに応答するVAとは役割が異なります。
選択肢 イ
「ディジタル証明書にディジタル署名を付与する」のは、CA(認証局)の役割です。CAは証明書を発行する際に自らの署名を付けて正当性を保証します。証明書の失効状態の問い合わせに応答するVAとは役割が異なります。証明書に署名を付けて発行するのはCA(認証局)の役割であり、証明書の正当性を保証します。証明書の失効状態の問い合わせに応答するVAとは役割が明確に異なります。
選択肢 エ
「本人確認を行い、ディジタル証明書の発行を指示する」のは、RA(Registration Authority、登録局)の役割です。RAは利用者の身元を確認してCAに発行を依頼します。証明書の失効状態の検証・応答を担うVAとは役割が異なります。本人確認を行いCAに発行を指示するのはRA(登録局)の役割であり、利用者の身元を確認します。証明書の失効状態の検証・応答を担うVAとは役割が異なります。

解くときのポイント

PKIの機関:CA(証明書を署名して発行)、RA(本人確認・発行指示)、VA(失効状態の問い合わせに応答=OCSP/CRLで検証)、AA(属性証明書の発行)。VAは『失効状態の検証・応答』を担う、と役割で区別する。