正解は イ
UML のクラス図による概念データモデルの多重度を読み取る問題です。図は「部署」と「従業員」が「所属する」という関連で結ばれ、部署側に 1..*、従業員側に 0..* の多重度が付いています。多重度は「相手から見て自分が何個対応するか」を表すため、読み方は次のとおりです。従業員側の 0..* は「1つの部署には0人以上の従業員が所属する」、部署側の 1..* は「1人の従業員は1つ以上の部署に所属する」ことを意味します。この読み取りから、従業員は同時に2つ以上(複数)の部署に所属してもよいことが分かり、イが正解です。多重度の検証は各選択肢を「この多重度で許されるか/禁止されるか」に翻訳して行います。1..* は「最低1つ、上限なし」、0..* は「0でもよく、上限なし」です。UML の多重度は関連の線の「相手側の端」に書かれた値を読む、という基本ルールを正確に押さえることが、この種の問題を確実に解く鍵になります。
UML 多重度は「線の相手側の端の数値」を読む。1..*=最低1つ・上限なし、0..*=0でもよい。各選択肢を「下限・上限に違反するか」へ翻訳して機械的に判定する。